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多肉植物図鑑『クリスペートビューティー』(エケベリア属)の育て方

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「クリスペートビューティー」は、波打つようなフリルの葉と、上品なホワイトが魅力のエケベリア。
寒さにあたると葉先からほんのりピンク色に染まり、まるで花びらのように華やかな姿へと変わっていきます。今回は、そんな魅力あふれるクリスペートビューティーの特徴や育て方をご紹介します。

名前、別名

クリスペートビューティー、クリスペイトビューティー

科、属

ベンケイソウ科エケベリア属

タイプ(生育期)

2025年10月撮影

春秋型

交配式(母×父)

交配式は分かりませんでしたが、リラシナ由来株の突然変異説や波打ち葉をもつ個体との交配説などがあるようです。

紅葉

苗全体が白色に近いピンク色っぽくなります。

増やし方(おすすめ順)

2025年10月 葉挿し成功しています
  • 下葉を数枚残して親株をカットする
  • 葉挿しをする(成功確率50パーセント)👈自分調べ
  • 子株が出るのを待つ
  • 中心をつぶす
ぷくねこ
ぷくねこ

どの方法でも、先祖かえりをして葉がひらひらしないタイプの苗になるかもしれないニャー

クリスペートビューティー 育て方

2024年5月撮影

栽培環境
直射日光があたり、風とおしの良い場所に置きましょう。


水やり
土が乾いたら、底穴から水がジャージャー出るまでたっぷりあげます。
肥料はこの時期にあげるとより成長します。


植え替え・カット・葉挿し
この時期にやりましょう。適期です。

2023年8月撮影

栽培環境
人間と一緒で太陽の光にずっとあたっていると、葉が日焼けします。日焼けしてもその葉を葉挿し(秋以降推奨)してもいいですし、そのままでも大丈夫です。
遮光ネットや不織布を掛けたりして、適度に陽が当たるようにしましょう。
小さい虫が茎や葉裏に付きやすい時期です。早めに殺虫剤などまいて対策しておきましょう。


水やり
梅雨時期には長雨に当たらないように、ビニールをかけたり、軒下や車庫の下などの場所へ移動しましょう。蒸れが特に気になる時期ですが、夕方に気温を下げることと虫対策でサッと水をかけたり、最近は暑すぎるため、苗が枯れないように目安として鉢の上部1/3くらいまでしみるように水をあげたり、活力剤をあげてもいいと思います。


植え替え・カット・葉挿し
植え替え時、根っこを痛めてしまう可能性があり、休眠期には根っこが出にくいのでおすすめしません。
カットはカットした元の株が焼けて(いままで日に当たっていなかった苗の場所がカットにより露出するため)しまう恐れがあります。
葉挿しは、暑すぎるのでカリカリになるリスクが高いです。

ぷくねこ
ぷくねこ

夏場は特に、下葉がジュレたりくさったりしやすい品種ニャー

風通しをとくによくするか、水やりを控えめにしようニャー

2025年10月撮影

栽培環境
直射日光があたり、風とおしの良い場所に置きましょう。
陽が傾き夏時期にあたっていなかった棚の奥まで陽が届き、焼ける場合があります。


水やり
土が乾いたら、底穴から水がジャージャー出るまでたっぷりあげます。
肥料はこの時期にあげるとより成長します。


植え替え・カット・葉挿し
この時期にやりましょう。適期です。

2025年10月撮影

栽培環境
天気予報で気温がマイナス近くになる夜は、玄関や部屋の中に入れるか、不織布や毛布、ビニール、新聞紙などかぶせて、霜や雪、冷気から守って下さい。朝には太陽のひかりがあたるようにしてくださいね。


水やり
水やり後葉や土の中に残った水分が凍ってしまう可能性があるので、なるべく暖かい日に慎重にあげましょう。


植え替え・カット・葉挿し
植え替え時、根っこを痛めてしまう可能性があり、休眠期には根っこが出にくいのでおすすめしません。
カットと葉挿しは、氷点下になるリスクがあるのでおすすめしません。

クリスペートビューティー 育て方まとめ

クリスペートビューティーは、波打つようなフリルの葉と上品なホワイトが魅力の多肉植物です。
株全体を覆うブルーム(白粉)があるおかげで、夏の強い日差しや冬の寒さにも比較的強く、季節の変化に応じて葉先がピンク色に染まる紅葉も楽しめます。

育て方も比較的シンプルで、日当たりと水はけの良い環境を整えるだけで、その美しい姿を長く保つことができます。
丈夫さと美しさを兼ね備えたクリスペートビューティーは、初心者にもおすすめのエケベリアです。

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