私が育てた感想、家での生育管理にもとづき紹介しております。
土を使わない新素材を使用した生きた観葉植物綴化(せっか、てっか)などとよばれ、成長点が線状に連なっている現象のことです。
管理はサンバーストと一緒です。
せっかくの綴化なのでこのままの状態が私はいいと思いますが、
大きくなり過ぎた、一部弱ったなどで
カットや植え替えをする場合は、真夏が去った秋ごろをおすすめします。
名前、別名
サンバースト綴化
科、属
ベンケイソウ科アエオニウム属
タイプ(生育期)
冬型
交配式
原産地カナリア諸島では36の原種があり、種間の交配によってできたようです。
紅葉
サンバーストは葉の外側に白、黄色に斑が入り、縁はピンクでふちどられています。
紅葉時には色鮮やかになります。
増やし方
- 子株が出るのを待つ
- 挿し木をする
- 下葉を数枚残して親株をカットする
- 中心点をわざとつぶして、子株がでるのをまつ
サンバースト綴化 育て方
春
栽培環境
直射日光があたり、風とおしの良い場所に置きましょう。
水やり
土が乾いたら、底穴から水が出るくらいたっぷりあげます。
害虫駆除にもなるので、苗の上からあげるとよいです。
ロゼット(葉と葉の間)に溜まった水は飛ばしましょう。
肥料はこの時期にあげるとより成長します。
植え替え・カット・挿し木
この時期にやりましょう。適期です。
夏
栽培環境
人間と一緒で太陽の光にずっとあたっていると、葉が焼けてしまいます。
遮光ネットや不織布を掛けたりして、適度に陽が当たるようにしましょう。
小さい虫が茎や葉裏に付きやすい時期です。早めに殺虫剤などまいておきましょう。
水やり
蒸れが特に気になる時期です。あまり水をあげないようにしましょう。
梅雨時期には雨が当たらないように、ビニールをかけたり、長雨があたらない場所へ移動しましょう。
植え替え・カット・挿し木
成長時期ではないので、植え替えはおすすめしません。
カットはカットした元の株が焼けて(いままで日に当たっていなかった苗の場所がカットにより露出するため)しまう恐れがあり、休眠期のため根っこが出にくいです。
挿し木はおすすめはしませんが、土にさしておいてください。
秋
栽培環境
直射日光があたり、風とおしの良い場所に置きましょう。
陽が傾き夏時期にあたっていなかった棚の奥まで陽が届き、焼ける場合があります。
水やり
土が乾いたら、底穴から水が出るくらいたっぷりあげます。
害虫駆除にもなるので、苗の上からあげるとよいです。
ロゼット(葉と葉の間)に溜まった水は飛ばしましょう。
肥料はこの時期にあげるとより成長します。
植え替え・カット・挿し木
冬が成長期ですが、冬に弱い為できれば避けましょう
冬
栽培環境
天気予報がマイナス近くになる時には、夜は部屋の中に入れるか、不織布や毛布、ビニール、新聞紙などかぶせて、霜や雪、冷気から守って下さい。
水やり
水やり後、葉や土の中に残った水分が凍ってしまう可能性があるので、水やりはやらなくても大丈夫です。水やりしたい方は慎重に。
植え替え・カット・挿し木
冬が成長期ですが冬に弱い為、植え替え・カット・挿し木はやめましょう。
おすすめ遮光(ネット)
多肉植物では必須の雨よけと遮光ネット。
雨よけしないと日本の梅雨時期には湿気により蒸れにより多肉植物が腐ってくちゅぐちゅになりやすくなります。
雨よけを使って雪よけもできます。雪よけしないと寒さによって凍傷やけしたり、葉が凍ってしまいます。
遮光ネットを使わないと真夏には葉が焦げ、小苗を中心に苗がカリカリになりことが多いです。
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