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多肉植物図鑑『ピンクプリティ』(グラプトベリア属)の育て方

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花の定期便

ふんわりとしたピンク色の葉が魅力の「ピンクプリティ」。
その名の通り、思わず「かわいい!」と声が出てしまうような愛らしい姿は、多肉植物好きの間でも根強い人気を誇ります。

ころんと丸いロゼット型の葉が、陽ざしを浴びてほんのり紅葉する姿はまるでスイーツのよう。
しかも、育てやすくて増やしやすい――初心者さんにもぴったりの品種なんです。

今回は、そんなピンクプリティの魅力や育て方、増やし方のコツを、わかりやすくご紹介します。
「かわいい多肉を育ててみたい」「ピンク色の品種を探している」そんな方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

ぷくねずみ
ぷくねずみ

ピンクプリティは木立するタイプの多肉植物です。

名前、別名

ピンクプリティ、ピンク・プリティー、ピンクプリティー、Pink Pretty

科、属

ベンケイソウ科グラプトベリア属

タイプ(生育期)

2021年9月撮影

春秋型

交配式(母×父)

グラプトペタルム属(Graptopetalum) × エケベリア属(Echeveria)

の交配ですが、具体的な品種名は分かりません。

紅葉

2025年2月撮影

名前の通り、ピンク色に紅葉します。

増やし方(おすすめ順)

  • 葉挿し(成功率高いです)
  • 子株が出るのを待つ
  • 茎をカットして挿す
  • 成長点(中心)をつぶす

ピンクプリティ 育て方

栽培環境
直射日光があたり、風とおしの良い場所に置きましょう。


水やり
土が乾いたら、底穴から水がジャージャー出るまでたっぷりあげます。
肥料はこの時期にあげるとより成長します。


植え替え・カット・葉挿し
この時期にやりましょう。適期です。

栽培環境
人間と一緒で太陽の光にずっとあたっていると、葉が日焼けします。日焼けしてもその葉を葉挿し(秋以降推奨)してもいいですし、そのままでも大丈夫です。
遮光ネットや不織布を掛けたりして、適度に陽が当たるようにしましょう。
小さい虫が茎や葉裏に付きやすい時期です。早めに殺虫剤などまいて対策しておきましょう。


水やり
梅雨時期には長雨に当たらないように、ビニールをかけたり、軒下や車庫の下などの場所へ移動しましょう。蒸れが特に気になる時期ですが、夕方に気温を下げることと虫対策でサッと水をかけたり、最近は暑すぎるため、苗が枯れないように目安として鉢の上部1/3くらいまでしみるように水をあげたり、活力剤をあげてもいいと思います。


植え替え・カット・葉挿し
植え替え時、根っこを痛めてしまう可能性があり、休眠期には根っこが出にくいのでおすすめしません。
カットはカットした元の株が焼けて(いままで日に当たっていなかった苗の場所がカットにより露出するため)しまう恐れがあります。
葉挿しは、暑すぎるのでカリカリになるリスクが高いです。

家ではある程度の日陰や遮光をしてあげれば、夏も屋外で越えてえてくれています。

栽培環境
直射日光があたり、風とおしの良い場所に置きましょう。
陽が傾き夏時期にあたっていなかった棚の奥まで陽が届き、焼ける場合があります。


水やり
土が乾いたら、底穴から水がジャージャー出るまでたっぷりあげます。
肥料はこの時期にあげるとより成長します。


植え替え・カット・葉挿し
この時期にやりましょう。適期です。葉挿しするならこの時期がオススメです。

栽培環境
天気予報で気温がマイナス近くになる夜は、玄関や部屋の中に入れるか、不織布や毛布、ビニール、新聞紙などかぶせて、霜や雪、冷気から守って下さい。朝には太陽のひかりがあたるようにしてくださいね。


水やり
水やり後葉や土の中に残った水分が凍ってしまう可能性があるので、なるべく暖かい日に慎重にあげましょう。


植え替え・カット・葉挿し
植え替え時、根っこを痛めてしまう可能性があり、休眠期には根っこが出にくいのでおすすめしません。
カットと葉挿しは、氷点下になるリスクがあるのでおすすめしません。

家では長時間零度の環境でなければ、屋外管理で大丈夫です。

ピンクプリティ 育て方まとめ

ぷっくりと丸みのある葉と、やさしいピンク色が魅力のピンクプリティー。
見た目のかわいさだけでなく、育てやすくて増やしやすいところも大きな魅力です。

日当たりと水やりのポイントさえ押さえれば、難しくはなく、初心者でも元気に育てられるので、多肉植物デビューにもぴったり。寄せ植えにもピンク色が映えます。
あなたもぜひ、お気に入りの鉢でピンクプリティーのある暮らしを楽しんでみてくださいね。

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