
最近はおうち時間が増えて、お庭やベランダでちょこっと植物を育てるのが楽しみになってきた…という方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、ぷっくり丸くて色づきも楽しい「つぶつぶ多肉植物」たち。
虹の玉や乙女心など、名前も見た目もかわいらしくて、見ているだけで癒されます。
寄せ植えや小さな鉢にもぴったり。育てやすい種類ばかりなので、初めての方にもおすすめですよ♪
つぶつぶ多肉ってどんな植物?
まるくてぷっくりした小さな葉っぱが連なった「つぶつぶ多肉植物」。
その愛らしい見た目に、つい手に取りたくなる方も多いのではないでしょうか。
このタイプの多肉は、日差しや気温によって葉の色が変化し、秋〜冬には赤く紅葉して、また違った表情を見せてくれます。
季節ごとの変化を楽しめるのも、つぶつぶ多肉の大きな魅力です。
さらにうれしいのが、とっても丈夫で育てやすいところ。
水やりも少なくて済むので、忙しい方や植物初心者さんにもぴったりなんです♪
虹の玉

暑さ寒さに強く、増えてくれ、紅葉もする、とても優秀な虹の玉。
紅葉時には赤く紅葉しますが、それ以外の時は緑色です。緑〜真っ赤に色づく元気な子ですよ。
寄せ植えのアクセントにも最適です。
恋心(こいごころ)

この恋心も虹の玉のと同じで、暑さ寒さに強く、増えてくれて、紅葉もする、とても優秀な品種です。
紅葉すると、淡いグリーンの葉に赤い先端がキュート❤になります。
群生するとまるで小さなお花畑のように、1苗が大きくなります。
乙女心(おとめごころ)

ほんのり細めの葉っぱが特徴の「乙女心」は、名前のとおり、どこかやさしげで繊細な印象の多肉植物。
冬になると、葉の先がほんのりピンク色に色づき、まるで頬を染めた乙女のような可愛らしさに癒されます。
ただ、虹の玉や恋心に比べると、暑さや寒さにやや敏感な一面も。
春〜秋は屋外でも元気に育ちますが、真夏の直射日光や真冬の霜や雪、氷点下には注意が必要です。
気温が極端に高くなる時期は風通しの良い日陰に移したり、寒さが厳しい時期は簡単な寒冷紗や夜は家に中管理など、ちょっとした保護をしてあげると安心です。
オーロラ

「オーロラ」は、虹の玉の斑入りバージョンとして知られる多肉植物。
ぷっくりとした葉にピンクと白が混ざり合うマーブル模様がとても可愛らしく、ひと目見ただけで虜になる方も多い人気品種です。
ただし、オーロラの白い斑の部分は光合成ができないため、ほかの多肉植物よりもややデリケート。
今回ご紹介している5品種の中では、一番「過保護」なくらいがちょうどいいかもしれません。
育てる場所は、できるだけ目の届く場所に置いてあげましょう。
直射日光が強すぎると葉焼けしてしまうこともあるので、明るい半日陰や、風通しの良い軒下など、オーロラにとって居心地の良い環境を探して管理してくださいね。
レッドベリー

今回ご紹介する中では、いちばん粒が小さな「レットベリー」。密集して増えます。
名前のとおり、落ち着いた赤紫色の葉色が美しく、つぶつぶ多肉の中でもシックで大人っぽい雰囲気を楽しめる品種です。
葉の表面はほんのりマットな質感で、他の多肉とは一味ちがう魅力があります。
寄せ植えに加えると全体の色味がぐっと引き締まり、ナチュラル系のインテリアとも相性◎です。
育て方のちょっとしたコツ
- 日当たりの良い場所に置く
- 水やりはちょっと多めで
- 夏は枯れに注意
- 葉挿しの成功率は高め
- どれも木立する品種
まとめ
どれも育てやすくて、見た目もかわいらしい「つぶつぶ多肉植物」たち。
ころんとした丸い葉っぱや、季節によって変わる色合いは、思わず毎日眺めたくなる魅力があります。
一度にたくさんそろえなくても大丈夫。
お気に入りの子をひとつずつ少しずつ集めていくだけでも、自然と自分だけの小さな癒し空間ができていきます。
気づけば季節の移り変わりを植物を通して感じられるようになり、日常がちょっとだけ楽しくなるはず。
忙しい合間でも、ぷっくりした姿にふと目を向けると、気持ちがほっとゆるむ…そんな存在になってくれるはずです。
お庭やベランダに、小さな「つぶつぶ多肉」をひと鉢。
まずはそこから、あなたの暮らしに癒しのグリーンを取り入れてみませんか?
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