

「多肉植物って可愛いけど、ちゃんと育てられるか心配…」
そんなふうに思ったことはありませんか?
私も最初は「水やりのタイミングが難しそう」「すぐ枯らしてしまいそう」と不安でした。でも、実際に育ててみると、多肉植物はとても丈夫であまり手がかからず、思っていた以上にコツをつまめば育てやすい植物だとわかりました。
それに、ぷっくりとした葉っぱや個性的な姿は見ているだけで癒されますし、小さな鉢でも楽しめるので、ちょっとしたスペースにもぴったり。忙しい毎日の中でも、お世話の時間がちょっとしたリフレッシュタイムになるんです。
今回は、私が実際に育ててみて「これは初心者さんにぜひおすすめしたい!」と感じた、可愛くて育てやすい多肉植物を6種類ご紹介します。これから多肉植物を始めてみたい方や、どの品種を選んだらいいか迷っている方の参考になれば嬉しいです♪
多肉植物ってどんな植物?初心者にも人気の理由

ぷっくりとした葉や個性的なフォルムが魅力の多肉植物。実は、サボテンも多肉植物の一種なんです。乾燥地帯が原産なので、水やりの回数が少なくて済み、お世話がとてもラク。忙しい主婦や植物初心者にもぴったりな観葉植物として人気を集めています。
ぷっくりした見た目とカラフルな色合いが魅力
多肉植物は種類が豊富で、葉の形や色合いもさまざま。バラのように美しいものや、チョコレート色に紅葉するものまで、見ていて飽きません。
お世話が簡単で忙しい人にもぴったり
基本的に水やりは他の植物に比べてすくなめでOK。さらに、種類もたくさんあるのできっと好みの多肉植物が見つかるはず!園芸が初めての方にも挑戦しやすい植物です。
初心者が多肉植物を選ぶときのポイント

多肉植物は種類が多すぎて、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。初心者さんは、以下のポイントを押さえると安心です。
育てやすさで選ぶ
まずは「強い」「枯れにくい」「病気にかかりにくい」種類を選ぶのがコツ。見た目が可愛くても、育てるのが難しい品種もあるので注意です。
目安として数百円の多肉植物がオススメ。増えやすく育てやすいので、市場にたくさんある為値段が安いんでよ。
置き場所や環境に合う種類を選ぶ
屋外向き、直射日光OK、半日陰が好き…など、種類によって適した環境が異なります。ご自宅の環境に合うものを選びましょう。
見た目の好みも大事にしよう
毎日見るものだから、自分が「かわいい!」と感じる種類を選ぶのも大切。お気に入りのひと鉢があると、お世話も楽しくなりますよ。
初心者におすすめ!育てやすくて可愛い多肉植物6選
ここからは、私が実際に育ててみて「これは初心者さんにぴったり!」と思った品種をご紹介します。
エケベリア属 – バラのような姿が人気

エケベリアは多肉植物の中でも特に人気の種類。ロゼット状に葉が広がり、まるでお花のよう。種類が1000種類以上あると言われていて、集めたくなってしまう魅力があります。
たくさん種類があるエケベリア属。その中でも扱いやすく丈夫な『ショコラ』と『コロラータ』を紹介します。
ショコラ


家では一年中外管理でも大丈夫です。葉がむっちりしているショコラ。葉挿しの成功率もよく子株も出てきます。
写真ではなかなか伝わらないですが、私の一押しは紅葉時の色です。全体的に淡い色に濃淡があり、なんとも言えない良い色に紅葉します。
▶ 詳しくはこちら:多肉植物図鑑『ショコラ』エケベリアの育て方
コロラータ

家では茎からとにかく子株が出てきて増えるコロラータ。こちらも一年中外管理でも大丈夫です。
▶ 詳しくはこちら:多肉植物図鑑『コロラータ』(エケベリア属)の育て方
グラプトペタルム属– 丈夫で増やしやすい

とにかく強くて放置気味でも元気。落ちた葉からも芽が出るので、増やす楽しみもあります。
今回は放置しても多分大丈夫なくらい元気な『おぼろつき』と『姫秀麗』を紹介します。
朧月(おぼろつき)

多肉植物の中でも一位二位を争うくらい丈夫なおぼろつき。太陽の陽と雨水がしっかりあたっていれば、あまりお手入れがいらない!?と思うくらい丈夫です。
▶ 詳しくはこちら:多肉植物図鑑『朧月(おぼろつき)』(グラプトペタルム属)の育て方
姫秀麗、姫秋麗(ひめしゅうれい)

丸くてぷっくりとした葉っぱが可愛らしく、どんどん増えてくれる頼もしい存在。
多肉植物をこれから始めてみたい方にもおすすめの品種です。その名の通り「小さな秀麗(=美しい姿)」という意味を持ち、ロゼット状に葉が密に重なる姿はとても可憐。
▶ 詳しくはこちら:多肉植物図鑑『姫秀麗、姫秋麗』(グラプトペタルム属)の育て方
セダム属 – 小さくて寄せ植えにぴったり

小さな鉢にこんもりと広がるグリーン。
玄関にちょこんと置いておくだけで、暮らしに優しい彩りを添えてくれるセダム。
育てやすくて、増やして楽しめるのも魅力のひとつです。
パリダム

パリダムは、ベンケイソウ科セダム属の多年草で、小さな葉を密に茂らせるマット状の多肉植物です。主にグランドカバーとして使われることも多く、明るいグリーンの葉が美しく、丈夫で管理も簡単なことから、初心者にも人気があります。
▶ 詳しくはこちら:多肉植物図鑑『パリダム、パリダム斑入り』(セダム属)の育て方
虹の玉

ころんと丸い葉っぱに、ぷるんとした質感。まるで飴玉のような可愛らしさが魅力の「虹の玉」。
多肉植物の中でも特に人気があり、季節ごとにグリーンから赤へと色づく様子は、思わず見とれてしまう美しさです。
葉挿しの成功率が高く、暑さ寒さにも比較的強いため、これから多肉植物を育ててみたいという初心者の方にもおすすめの品種です。
▶ 詳しくはこちら:多肉植物図鑑『虹の玉』(セダム属)の育て方
初心者でも失敗しない育て方の基本

どんなに丈夫な種類でも、育て方を間違えると枯れてしまうことも。以下のポイントを押さえておけば安心です。
水やりのコツ(基本は月に1~2回)
「乾いたらたっぷり」が基本。土の表面だけでなく、鉢の中までしっかり乾いてから、たっぷり水をあげましょう。冬は休眠期なので水やりは控えめに。
日当たりと風通しを意識する
明るい場所を好みますが、夏の直射日光は避けて。風通しの良い場所で育てることで、蒸れや病気を防げます。
植え替えと用土の選び方
2年に1回ほどは植え替えを。市販の「多肉植物の土」や「サボテン用培養土」が初心者さんにはおすすめです。鉢は水はけの良い素焼き鉢かプラスチック鉢が○。
まとめ|まずはひとつ、お気に入りの多肉植物を育ててみよう
多肉植物は、初心者さんにぴったりの育てやすいグリーン。まずは気に入った苗を選んで、お世話を楽しんでみてくださいね。少しずつコツがわかってくると、きっと「もっと育ててみたい!」と思うようになりますよ♪
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