

せっかく可愛い多肉植物を育て始めたのに、「夏になったら葉っぱがジュレジュレ…」「気づいたら下葉が黄色くなってた…」
そんな経験はありませんか?
多肉植物にとって、日本の蒸し暑い夏はちょっと苦手な季節。特に初心者さんにとっては、夏越しの管理は悩みどころかもしれません。
この記事では、夏に起きやすい「葉の変色」「ジュレ」「枯れ」の原因と対策をわかりやすくご紹介します。
なぜ夏に多肉植物が弱るの?
高温多湿で蒸れてしまう
多肉植物は、もともと乾燥した気候を好む植物。日本のような蒸し暑い夏は、湿度と温度のダブルパンチで株に負担がかかりやすくなります。
水やりが多すぎる
気温が高いと「水をあげなきゃ」と思ってしまいがちですが、多肉植物にとっては逆効果。水分をためこむ性質があるので、やりすぎは蒸れや根腐れの原因になります。
直射日光のダメージ
夏の強すぎる日差しで葉焼けを起こし、そのダメージから弱ることもあります。特に午後の西日は要注意です。
ケース①中心が黒くなって外葉が黄色い場合

中心部分が黒くなっていて、外葉が黄色になっていました。

中心部分と黄色い葉の取り除きました。
中心の茎が黒くなっていました💦茎が黒いのはよくない証拠です。
よく見ると茎から小苗が出ていました(*^^*)

茎の黒い部分を取り除きました。茎の下まで黒くなっていなかったので良かったです。
早期発見はとても大事です。
カットした場所はそのまま乾燥させてもいいですが、殺菌剤を塗るとより安心です。
もし茎全部や葉の付け根が黒や茶になっていたら、発見が遅く多分もう救えません。

何個も茎から小苗が出ていました。
茎が大丈夫だったので、小苗もこのまま成長してくれると思います。
このようなジュレは菌によるものが多いので、鉢を変え、新しい土にした方がよいです。

この葉は葉挿しにしても芽は出てこないので捨てました。
おすすめ殺菌剤
ベニカXファイインスプレー
苗が弱った時や虫予防、さらに直接虫に噴射したりと、とにかく何かあった時にスプレーすれば安心な1本です。
ベントレー水和剤
希釈して使用します。
浸透移行性に優れ、予防・治療の二つの効果があるので、全部使い切らなくても時期を分けて使えます。
トップジンMペースト
カットした部分に塗り、殺菌がはいらないようにします。
ペースト状なので使い勝手がよいですよ。
ケース②葉がジュレている

葉が黄色くジュレています。さらに黒い部分はカビです。

黄色い部分を取り除きました。

横からの写真です。茎の色はよく、子株も元気に育っています。
横から出ている子株はある程度おおきくなってきているので、涼しくなってきたら親株から外してもいいですね。
銀武源は増えやすく、葉挿しの成功率も良いです。
ケース③中心付近の枯れ葉と葉の途中が黄色

中心付近に枯れ葉ができ、その周りの一部が黄色になっています。

枯れ葉と黄色の葉を全部とりました。

葉は茎にはちゃんとくっついていましたが、いずれ葉が全部黄色になるので取りました。
上記の葉は全部すてました。
ケース④枯れ




残念ながら枯れてしまった多肉植物たち…。
水分が足りなかったり、まだ根が出ていない状態で高温や直射日光に当たってしまったことが原因です。
一見元気そうに見えても、根がついていない株はとてもデリケート。夏の厳しい環境では、あっという間に枯れてしまうこともあります。
悲しい思いをしないためにも、根がしっかり張るまでは日陰で優しく育ててあげましょう。
日焼けギャラリー(´;ω;`)ウッ…







すべて日焼けしてしまった多肉植物たち…。
梅雨の合間の強い日差しや、急に気温が上がった日などに、あっという間にやられてしまうことがあります。
「強い子に育てたい」とか、「インフルエンサーが直射日光で育ててるから大丈夫かも」と思う気持ちもわかりますが――
肝心の多肉植物がダメになってしまっては元も子もありません。
夏場は天気予報をチェックして、35℃前後になりそうな日は遮光をしたり、場所を移動させたりする方が安心です。
可愛い多肉たちを守るためにも、ちょっとした気配りが大切です。
まとめ
梅雨が終わったら灼熱の日差しと気温。そりゃあ体調崩すよ~人間も多肉植物も~と思って、体調崩した多肉植物を見つけるとおもいます。
いつもと違う苗を見つけるとショックですよね。そこで見なかった事にしないで、枯れ葉や黄色い葉、ジュレた葉は取り除き殺菌剤をつけ、鉢と土を変えてください。
ここまでやったら明るい日陰に置いて様子を見てください。
ロールスクリーン

真夏や真冬、台風など天気が不安定な時に多肉植物などを家の中に避難することありませんか?
カーテンを開けると家の中が丸見えになってしまいますが、ロールスクリーンだと下のほうだけあけられので、まる見えになりません。
少しあかるさが欲しい、下だけ開けたい、西日や真夏の日差しをさえぎりたいなどロールスクリーンには高さが調節できるけど、カーテンにはできないので、ロールスクリーンおすすめです。
コメント